ワンダーフォーゲル同好会について

女学院時代に創設された歴史ある同好会


1980年頃、今からさかのぼることおよそ40年前、現啓明学院の前身、啓明女学院に一つの「クラブ」が誕生しました。

その名も「ワンゲル愛好会」です。

このワンゲル愛好会は当初、さまざまな理由で学校に来づらい生徒が学校に登校できるように、という目的で創設されました。

また女学院時代、毎年冬に「耐寒登山」という行事があったことも、ワンゲル創設の一つの理由とも言えるでしょう。

啓明女学院の愛好会は基本的に対外活動は禁止でしたが、山登りを行うという特性上、ワンゲルは例外措置として認められていました。

1983年、啓明女学院はモース・斉藤院長先生のお力添えにより、三宮の校舎から現在の校舎へと移転されます。

1984年に「ワンゲル愛好会」は「ワンゲル同好会」へと昇格されますが、1990年ごろをピークに、部員は減少していきます。

2002年、啓明女学院は啓明学院と改名し、関西学院大学継続の男女共学、十年一貫教育がスタートしました。

しかし、2003年度の高校三年生の卒業をもって、部員がいなくなったため、一旦生徒会預かりとなりました。

そして2004年度の女子部の高校1年生3人の「部活で山登りをやりたい!」という思いから、2004年度半ばからワンゲル同好会が再スタートしたわけです。(部室等が必要ないため、降格等はなかった)

再スタートから2年後の2006年、中学一年生の男子3名がついに待望のワンゲル初男子部員になりました。

このホームページの前身であるブログはこの3名によってつくられたものです。

そこから、ワンゲルの活動も活発化していき、これまでには六甲分割縦走を行ったこともあります。

このような経緯があって、今日のワンダーフォーゲル同好会に至るわけであります。