福知山線旧線跡の旅

今回は山、ではなく、川沿いにゆったり続く「国鉄福知山線廃線跡」を歩いてきました!

説明しよう。かつて国鉄は武庫川に沿う形で走っており、風光明媚だが線形もうねうねしていてあまりスピードが出せなかった。こんな感じだ。

だがしかし!

1989年に生瀬駅~道場駅までの区間が山々をトンネルでぶち抜く新線に付け替えられ、「西宮名塩(なじお)」駅が開業。列車の通らなくなった川沿いの区間は放置され、やがてハイキングコースとして注目されていくこととなったのである。

さて、本題に戻ろう。

11時にJR武田尾駅前に集合。参加者は6人で、雑談をしつつハイキングをスタート!

旧線は宝塚市と西宮市にまたがっていますが、宝塚市の部分は公園になっています。しかし西宮市に入るとJRの私有地になり、「身の安全は保証しない」旨があちこちに提示されています。にもかかわらずハイカーたちにはお構いなし。「どんどん行・こ・う~♪」てな感じで進んでいきます。

坂道~♪、はなく、ずーーっと平坦な道が2時間ほど続きます。

トンネル入り口

トンネル~♪ ここはまだ短いほう。500メートルほどの長いトンネルがこの先2つほどあります。電気はもちろん点いてません(-_-;)

草っ原~(^^♪ ですが、看板は列車の「制限速度50㎞」を示しています。こんな崖沿いの線路、JR広島支社だったら「制限15㎞」とかにしかねないですが、このころはまだ甘かったのでしょう。

起点(尼崎)からココまで24㌔

そしてこちらは起点駅からの距離を示す「キロポスト」。福知山線の起点は尼崎駅なので、尼からココまで24㌔あるということです。

鉄橋

一本橋に・・・ ていうか鉄橋です。ハイカーは若干へこんでる右端の細い通路を通ります。

トンネルの中

でこぼこ砂利道~♪ とうまいこと当てはめてみましたが、誇張でもなくほんとにデコボコ。この辺りはトンネルも含めて一回洪水の被害を受けたみたいでそこかしこに水たまりがあります。

崖沿いに旧線は続く

 

歩くこと3時間弱。廃線跡は生瀬駅の手前まであったのですが、途中道路を挟んだところで入れなくなっていました。生瀬駅に着いたのは2時過ぎ。何度行っても思い出に残るコースですヽ(^o^)丿